社員を信頼することこそが

大切なんだと

社員に教えられました

ケイズプロス株式会社 代表取締役
加藤幸司

なんで社長は何も言わないんですか?

私は社員の意思、意見を尊重することを大切にしています。私の方からあれをしろ、これをしろとは言わないようにしています。何をするのでもまずは自分で考えて行動し、その上で疑問に思ったことだけ相談をしてもらうようにしています。でも、昔から自分がそうできていたわけではないんです。昔は私もよく怒ったり叱ったりしてしまっていたのですがそれでは社員が自発的に会社を良くするために行動できないとわかりました。それである頃から社員を信頼し任せるようにしてからは全員が会社のために何をするべきか仲間のためにどうするべきかを考え非常に社内の雰囲気も良くなり、それとともに業績も順調に右肩上がりになってきました。やはり社員を信頼することこそが大切なんだと社員に教えられました。

どこまでも行けるとこまで行くぞ!

時代はどんどん新しく変化をしています。しかし、この業界は本当に古い価値観で古いやり方で動いている会社が多いんです。でもそれでは面白くないなと思うんです。だから私はいろんなところで新しいものを見て、会社に取り入れられるものは取り入れてきました。その一つにクリーンレーザーやIH塗膜剥離技術があります。これらの機材は非常に高額なこともあり日本国内ではまだ珍しく少数の会社しか取り入れていません。先ほど言ったようにこの業界は古い機械や考え方から抜け出せないのですが、私は新しい技術に出会うと「これだ!」とひらめいて直感ですぐに導入しています。そのおかげもあって、誰もが聞いたことのある大手ゼネコンさんや大手電力会社さん大手企業の方々が当社へ見学に来られて受注にもつながっています。私は5年後10年後に年商いくらとか、社員数何人とかそんなことは考えておらず、行けるところまでどんどん成長していこうと思っています。もちろん社員全員が常に会社が成長するにはどうしたらよいかということを考えてくれているから私もそう思えるんです。

自分が社長になるなんて…

私も昔は会社員でした、そして自分が社長になるともなれるとも思ってなかったんです、まったく。私自信は社長の器ではないと若いころからそう思っていたんです。今自分があるのは自分の力じゃなくて周りの人のおかげなんですね。出会った方々が素晴らしい方が多かったのと、力を貸してくれた協力してくれたからなんですね。その人たちのおかげで今の自分があると思うんです。若い頃の自分が今の自分に点数をつけるとすると点数はつけられないんですが、出会った方々…運命というか…それは100点満点だと思います。自分一人では何もできませんから。みんながいてくれるから現場が回って会社が動いていく。本当に社員のみんなには感謝ですね。ありがたいですね。